2018年11月30日HUG風水害バージョンを市町村アカデミーで実施
11月30日は、幕張にある市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)でHUG風水害バージョンを実施しました。参加者は、北海道から沖縄まで全国から研修に参加している75人12グループ。
これまでずっと地震バージョンをやってきましたが、今年は西日本豪雨があったこともあり風水害バージョンを提案したところ実現しました。
風水害時には、県や市町村職員は、事前配備あるいは非常配備など呼び名はまちまちですが、気象警報が発表されると役所などに参集して徹夜で情報収集にあたります。被害が大きくなると人員を増強して災害対策本部設置の流れになります。
情報収集の中で難しいのは、道路冠水などのため一番被害が大きいエリアの中になかなか入ることができないので、その中で何が起こっているかが正確に把握できないことです。
そこで、風水害バージョンでは、このエリアの中の状況が一番わかっているのは、避難してきた避難者自身ではないかということで、避難者から得た情報を災害対策本部に報告することを提案しています。また、刻々と変化する状況をエリア別に記録することも提案しています
HUGのゲーム自体がかなり忙しいので、これらの作業はそう簡単にはできないのですが、今回は説明の印象が強かったのか、どのグループも忘れずに取り組んでくれました。
面白かったのは、「いつものクセ」で時刻を記入したグループが複数あったこと。市町村職員の皆さんなかなかやります。




