2017.01.21HUGに障害者の方も参加
HUGは、室内で椅子に腰かけてできるので、 障害をお持ちの方も参加することができます。
写真は、2017年1月21日に品川で開催された田辺三菱製薬労働組合の皆さんによるHUG 体験会の様子ですが、この日は聴覚に障害がある方が参加していました。
このグループではHUGのカードを2組用意しました。一組は読み上げ用に使い、もう一組は
視覚障害者の方専用に使いました。写真手前の方が手
話通訳者で、向こうに見える男性が聴覚に障害がある方ですが、その横に女性の方がサポートで立ち、読み上げ係が読んだ内容を対面にいる手話通訳者が手話で伝え、それと同時に、横にいる女性の方がそのカードをお渡しするという方法で進めました。 詳しくお話を聞く時間はありませんでしたが、他のプレイヤーと同じように十分できていたようです。
こちらは、別の体験会の写真ですが、車椅子の方が一緒にやっている様子です。もちろん、車椅子の方がHUG をやる上で何の問題もありません。
こちらは、2016年6月に横浜で視覚障害者の皆さんと、点字バージョンをやった時の写真です。この時参加されていた皆さんは、ほとんどが全盲の方でしたが、どんな人が来てどこに座ってもらったかを全て記憶していて、「さっきこんな人が来て、ここに行ってもらったよね」などと話しながらやっていました。まさか目が不自由な方にHUGやっていただけるとは思ってもいませんでした。
以上のように、HUGは障害がある方でも参加できますので、是非いっしょにやってみていただきたいと思います。一緒にやれば、障害者の皆さんが、避難所のことをどう考えているかを聞けると思いますし、何よりもとても良い交流の機会になるので、地域の輪も広がり地域の防災力も高まると思います。
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