2021年7月22日 (木)

コロナ対応でHUGを実施する場合の間仕切り・テントとカードの配置

最近、市町村で避難所用の間仕切り、テントの導入が急速に進んでおり、HUGを実施する場合にもこれらの間仕切りやテントがあることを前提にして実施することが増えてくると思われます。

少し聞いてみたところでは、サイズは2.1メートル四方のものが多いようです。

そこで、問題になってくるのが、この2.1メートル四方の中に何人入っていただくかということです。

避難者1人あたりの面積は、国際的な基準によれば3.5平米、国内で一般的に言われていのは3平米程度、都会になるともう少し狭くなります。

HUGのカードは長辺2メートル、短辺1.5メートルという設定ですので、たとえば長辺に合わせて下図のような2.1メートル四方のトレイ作成し、この上にカードを置き、それを体育館や教室に配置していくことをお勧めします。

下図では出入口が1か所ですが、間仕切り・テントの仕様によっては出入口が2か所あるかもしれないので、その場合は出入口を2か所にします。出入口が2か所あると連結して使えます。

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たとえば、この家族の場合どのように入ってもらうのが良いでしょうか。
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こんな感じでしょうか。

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それとも、上の女の子がどうしてもお母さんと一緒と言ったらこんな感じでしょうか。

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2020年7月12日 (日)

HUGオンラインバージョン動画集

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HUGオンラインバージョン 図面記入 校庭の通路

HUGオンラインバージョン 図面記入とカードの置き方 受付

HUGオンラインバージョン 読み上げと配置

HUGオンラインバージョン 熱のある避難者の配置とゾーニング図面

HUGオンラインバージョン 図面記入とカードの置き方 車中泊

HUGオンラインバージョン カードのご紹介

 今年はコロナの影響で、体育館や教室の収容可能人員が減少する一方で、屋内には入りたくないが食事は確保したいということで、避難所での車中泊、テント泊希望者が増えそうだという設定でゲームを進めていきます。

 ※これはゲームのしかたについての動画であり、設定条件や対応についての是非を問うものではないことをご了解ください。

 

2020年6月29日 (月)

ぶっつけ本番で運動場のレイアウトをすると。

 今年はコロナの影響で、分散避難が推奨され大都会の都心以外では車中泊避難やテント泊避難が増えそうだ。市町村でもそれを想定しているところがあるようだ。
 車中泊等の避難先は、トイレと水道があれば市営グランド、〇〇の森公園等いろいろな場所が考えられる。
 指定避難所になっている小中学校でも、体育館には入りたくないが食事が欲しいので運動場に車を停めたいという人も多いだろう。
 そこで、既存のHUGに混ぜて使うオプションカードの中の車中泊カードを使ったときの図面を探し、運動場のレイアウトがどうなったかまとめてみた。
 事前にレイアウトを検討せずに本番を迎えるとこうなるだろうということが良くわかる。
 奥から車を詰めていって、出られなくしてしまった例、途中で気が付いて列を移動した例、テント泊と車中泊のゾーン分けはしたものの、車の停め方までは決められなかった例などいろいろだ。
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2020年6月18日 (木)

読売新聞で風水害バージョンを紹介していただきました

2020年6月18日の読売新聞の風水害時の避難所運営関係の記事。
 2018年の倉敷市真備町での避難所運営、レスキューストックヤードさんのコメント、HUGの紹介などがあり、最後の方で風水害バージョンのこととコメントも掲載していただきました。
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2020年6月10日 (水)

オンラインバージョンカメラワーク

HUGオンラインバージョンはカメラワークが肝心なので、読み上げから体育館への配置まで、このように撮影してほしいというアニメーションを作ってみた。

https://youtu.be/NxTqMCDVsnw

2020年6月 7日 (日)

2020年6月7日HUGオンラインバージョン

 2020年6月7日スキルボート、フォーラムアソシエさんとHUGオンラインバージョンを行いました。
 基本的に日曜日午後教育テレビの囲碁将棋番組のスタイルですが、誰でもできるやり方として、Zスタンド式のホルダーにスマホを取り付けて、上から斜めから、遠景やズーム機能で拡大したりしながら、カードの配置先や敷地図をプレイヤーに見せながらゲームを進行するスタイルが見えてきました。

2020年5月20日 (水)

2020年5月20日オンラインバージョン3回目テストラン

HUGオンラインバージョンの3回目のテストラン。
コロナ対応避難所のシミュレーション。何だかんだで3時間半くらい。
地元で活躍していらっしゃる防災士の皆さんは実践のノウハウが多く、知識の習得にも積極的なのと、手探りのコロナ対応ということで、濃い話が切れ目なく続く。
10分の休憩を挟み45枚進んだところで本日は一区切り。次回に続きをやることになった。
今回はスマホとそれを保持するアームの機動力を活かしてみたが、自由に移動でき、両手がフリーになり、ズーム(拡大)、アウトとインカメラの切替もできて格段の進歩あり。
囲碁将棋に例えれば、遠くの友とお手あわせできる喜びのようなものもある。
使い物になるかどうかは、どう使い、何を話すかしだいだが、頭の中だけで考えているよりは、アウトプットの機会がある方が良いと思う。3_20200618153101 3_20200618153101

2020年5月14日 (木)

2020年5月14日オンラインバージョン1回目のテストラン

オンラインHUGの1回目のテストラン、結構楽しかった。
 通算2時間、正味1時間半で40枚。オンラインバージョンは1世帯1枚なので、通常のものに換算すると100枚くらい進めた感じ。
 オンラインでは、タイムラグや画面操作の関係で通常のHUGのように次々と読み上げるのは困難だが、発熱、せき、感染症が心配な人、高齢者、要配慮者対応、トイレ、ペツト、掲示板、車中泊希望、外国人対応等ひとつひとつについて十分話をすることができたかな。
 ちょうど良い人数、使用する機器、グッズ  、それらの使い方などもわかってきた。
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2020年4月 1日 (水)

防災ハンドブック HUG体験記

本日発行の日刊工業新聞社「防災ハンドブック2020保存版」に昨年10月に ビッグサイトで開催されたRISCON危機管理産業展で実施したHUGの体験記が掲載されています。
 プロの方が書いた文章なので、とてもわかりやすく、大き目の写真とともに体験会の臨場感まで伝わってきます。
 また、昨年、一昨年の豪雨災害を受けて「緊急課題!自治体の風水害リスクへの対応」として風水害特集になっており、静岡大学防災総合センターの岩田教授の総論、岡山県、福岡県、広島市の災害対応の記録が掲載されています。

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2020年3月 9日 (月)

HUG社会福祉施設バージョンの感想

  HUG社会福祉施設バージョンの無料貸し出し先から、とても素敵なご報告をいただきました。
 保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、公認心理士、社会福祉士などの専門職の皆さんが取り組んだものです。
 1回目の後で、ゲームに出てくる非常用発電、災害時優先電話、受水槽からの水の汲み出しの可否などの設備確認ツアーを行い、リベンジで2回目を実施。
 職員の防災意識向上に大きな成果があったとのこと。
 1回目の後で複数の職員がHUGまたは実際の災害の夢まで見たとか。
 最後の「引き込まれそうになる臨場感」というのも、開発者としてはとても嬉しい感想です。

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